SDGs(持続可能な開発目標)の取り組み

ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートは、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)を支援し、国定公園内に建つ大自然と共存するリゾートとして、環境保護の取り組みを積極的に進めています。

多くの恩恵を受けているサンゴ礁の保護と、大規模ホテルとして消費量の大きい資源とエネルギーの有効活用を中心に、持続可能な社会の実現に貢献し、最先端エコリゾートを目指してまいります。

―環境への取り組み―


・サンゴ礁保全の取り組み
「グリーン・フィンズ」の導入 ~日本のリゾートホテルとして初の公式認定を取得~

私たちは、サンゴ礁を保全することを⽬的としたダイビング・シュノーケリングの国際基準「GREEN FINS(グリーン・フィンズ)」の活動に取り組んでいます。

2022年11月、リゾートホテルとしては日本初の公式認定を受けました。

恩納村の美しいサンゴ礁を未来へ残すため、ガイドラインの遵守と、サンゴの海の素晴らしさを多くの皆さまへ知っていただき、環境へ配慮することの大切さを広めていくことが私たちの使命と考えます。

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―資源・エネルギーの再利用-

 

  • 水の再利用(中水処理)
    厨房排水や雑排水、雨水、プールの水などをバイオ処理システムにて再生し、トイレの洗浄水に再利用しています。また、恩納村の井戸水をビーチ棟のトイレの洗浄水、植栽への散布に使用しています。
  • ボイラーの蒸気熱の再利用
    施設で使用するお湯を沸かすボイラー蒸気熱を再利用して空調(冷房)システムを稼働しています。
  • 食資源循環の活動
    館内で出た生ごみを、処理業者へ引き取ってもらっています。処理業者は分解・発酵・堆肥化してリサイクルし農家へ販売、その堆肥を使って栽培された野菜や果物をホテルの食材として取り入れることで、食資源の循環につなげていきます。
  • 客室内バスアメニティのボトル化
    インターコンチネンタルブランド全体で、プラスチック廃棄物を削減する取り組みの一環として、フルサイズのバイレード(Byredo、スウェーデンの高級フレグランスブランド)バスルームアメニティーを世界のインターコンチネンタルブランドのホテルにて導入しています。

―エネルギー消費の削減-

 

  • 省エネルギー空調システム「ビル・エネルギー・マネジメント・システム」の導入
    ANAホテルズ独自のアプリケーション(当時)を搭載したシステムを全館導入し、最小限のエネルギーで最適な室温を確保する空調コントロールをしています。
  • IHGグリーン・エンゲージ(2009年より世界のグループホテルで導入)
    世界中のグループホテルで環境に配慮したホテル運営を支援するオンラインシステムで、各ホテルのエネルギーおよび水の消費量、二酸化炭素排出量、廃棄物管理の状況を把握し、エネルギー消費の削減に役立てています。
  • 照明のLED化
    客室・厨房・バックエリアの照明を全面的にLED照明に変更し、室温上昇を抑えることで、空調のための電力消費を削減しています。
  • プラスチックストロー、プラスチックカップの使用廃止
    レストラン・宴会場において使い捨てプラスチックストローとプラスチックカップの使用を廃止し、プラスチックごみを削減しています。
  • 客室内での取り組み
    人感センサーを全客室(400室)に設置し、不在室をセンサーが感知して空調・照明を自動的に消しています。
    連泊のお客様にシーツ・タオルの再利用を呼びかけ、クリーニング量を減らし、水の節約や洗剤による水質汚染の減少を図っています。