Green Fins
サンゴ礁を保全する国際プログラム「Green Fins(グリーン・フィンズ)」

私たちは、サンゴ礁を保全することを⽬的としたダイビング・シュノーケリングの国際基準
「GREEN FINS(グリーン・フィンズ)」の活動に取り組んでいます。
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートでは、
昨年11月に「Green Fins(グリーン・フィンズ)」の
正式認定を受けてから1周年を迎えました。
当リゾートでは2021 年6 月に「Green Fins(グリーン・フィンズ)」への参加を表明し、ガイドラインの遵守と普及活動に取り組んで参りました。そして厳しい評価基準をクリアし、2022年11 月の正式認定の取得に至りました。アセスメントと呼ばれる評価時には、環境に与える影響度合いが点数化され、その水準によりランク付けが行われます。当リゾートは、現在「シルバー」ランクに認定されています。
認定から1年、その上の「ゴールド」ランクに向け、これからも環境にやさしい世界水準のエコリゾートを目指してまいります。
Green Fins(グリーン・フィンズ)とは、2004年に国連環境計画(UNEP)とイギリスのリーフワールド財団によりスタートしたサンゴ礁保全を目的とした取り組みで、環境に配慮したダイビングやシュノーケリングのガイドラインを制定・普及し、それを遵守しているダイビングショップの評価と認定を行っています。設⽴以来、世界14ヵ国・約600のダイビングショップが認定されています。
当リゾートが位置する恩納村では2018年7⽉21日に〜世界⼀サンゴに優しい村〜「サンゴの村宣⾔」をし、2019年には内閣府よりSDGs未来都市に選定されました。そして、2020年4⽉、⽇本で初めてグリーン・フィンズの導⼊を開始しました。
サンゴ礁がなくなるとどうなるの?
サンゴ礁は、生物多様性の保持や私たちの食生活のためにも欠かせない存在です。
約9万種類の生き物たちがサンゴに住んでいると言われ、
また二酸化炭素も吸収してくれるため、地球温暖化からも守ってくれています。
サンゴ礁が減少することで海の生態系が崩れ、魚の減少や絶滅、
地球温暖化の加速が懸念されています。
環境保全活動への取り組みに、何卒ご協力をお願いいたします。
サンゴ礁を未来に残すために、私たちができること 〜サステナブルな社会を目指して〜
アクティビティご参加の前に
リーフセーフな日焼け止め
サンゴだけでなく、美しい海を維持するためにも、化学物質を含まない環境に優しい日焼け止めを推奨しております。
日焼け対策として、ラッシュガードの着用もご検討ください。

アクティビティご参加中
1.サンゴには触らず、その上に立たない
サンゴはとても壊れやすく、少しの衝撃でも崩れてしまいます。
また、サンゴは触れたものを刺すことがあり、手足を切って怪我することもあります。
サンゴへの接触やサンゴの上に立つことはお控えください。

2.グローブ(手袋)は着用しない
グローブをつけている安心感から、サンゴをはじめとする海洋生物を触ってしまう危険性があります。
海には、皆さまの命を脅かすような危険性をもった生き物が数多く存在します。
海洋生物、そして皆さまの安全のためにも、グローブを使用しないようご協力お願いします。

3.海洋生物に餌を与えない
餌付けにより、海洋生物の行動が変化することで、海の生態系が著しく変化する恐れがあります。
サンゴ礁やサンゴ礁を支える周辺の環境が脅かされてしまいます。

5.ゴミは持ち帰る
万が一、海の生き物たちの体内にゴミが入り込んでしまった場合、命の危険にさらされます。
食物連鎖にも影響を及ぼしかねません。
目には見えなくとも、ゴミを体内に残したままの魚が私たちの食卓に並ぶ可能性もあります。
ゴミは捨てずにお持ち帰りいただくよう、ご協力をお願いします。

アクティビティご参加の前後
エコバックの利用推進
スーパーやお土産屋さんなどでお買い物をされる機会も増える旅行中。
何度も使える自分だけのマイエコバッグがおすすめです。
ゴミの減少が、サンゴ礁や海の保全に繋がります。

ガイドラインに則ったその他の取り組み
- アクティビティ参加前のプレゼンテーション
- ガイドラインの掲示
- シュノーケリングツアーに参加をする際はライフジャケット着用を義務付け
- サンゴ礁に錨を下ろさない
- 船の係留ブイを使用する
- スタッフによる定期的なビーチクリーン活動の実施
ANA インターコンチネンタル万座ビーチリゾートでは、今後も自然環境にやさしい持続可能な地域づくりを推進している恩納村と連携し、「グリーン・フィンズ」ガイドラインの遵守をはじめ、積極的な啓発活動やその他の環境保全施策をとおして、世界中の方々に選ばれる最先端のエコリゾートを目指してまいります。